緑内障のタイプ別症状と手術などの治療法、原因と眼圧を下げる方法

緑内障のタイプ別症状と手術などの治療法、原因と眼圧を下げる方法

■緑内障発症は眼圧に関係するが、正常値でも日本人は多く発症

■点眼薬 → レーザー治療 → 手術となっていく

■急性の場合は数日後に失明の危険あり

■緑内障予防は抗酸化作用を持つ成分摂取を

 

緑内障のタイプ別症状と手術などの治療法、原因と眼圧を下げる方法

緑内障を発症する原因は眼球の内側から外側に圧力が掛かる眼圧が上がる事にあります。通常はこの圧力によって、眼球の丸い形や網膜の張りが正常に保たれていますが、眼圧が異常に高くなると圧浴によって視神経乳頭がダメージを受けます。視神経乳頭は視神経から眼球の外へと伸びる部分で、ここがダメージを負う事で視神経も傷つき、視野が欠け、悪化すると失明します。

眼圧は眼圧は角膜と水晶体の間を流れる房水の量によって一定に保たれているが、房水の流れが止まってしまうなどすると眼圧が上がってしまい緑内障になります。この絶えず目の中に流れている水が何らかの原因で流れなくなってしまいますが、その原因などによって、緑内障は幾つかのタイプに分かれます。

 

緑内障のタイプ別の症状と治療法

原発開放隅角緑内障(げんぱつかいほうぐうかくりょくないしょう)

房水の出口である隅角は開いているが、その先のシュレム管と言う排水管の手前にある綿維柱帯という網目のフィルターが詰まっている状態。このフィルターは房水に含まれる老廃物を取り除き濾過する役目を持っているが、老化と共に、濾過の能力が落ち、老廃物が蓄積する事で目詰まりを起こす。

水道のフィルターが徐々に目詰まりするのと同じで、いきなり水が出なくなる様な事はなく、徐々に進行するので、慢性的に眼圧が高い状態が続き、緑内障の症状もゆっくり悪化する為、視野の欠けに気付かない人も多い。気付いた時には、かなり悪化している状態の事もある。発症した場合は、片目だけではなく両目とも同じ程度の症状になっている事が多い。

血縁関係に発症しているとなりやすい他、近視、糖尿病、40歳以上はリスクが高い。

 

正常眼圧緑内障

緑内障は眼圧が高くなるとなるというのが一般の認識では多いが、眼圧が正常値でも発症し、日本人では7割がこの緑内障で1番多い。

原因は現在のところ定かではないが、元々から視神経の抵抗力が低い事がリスクとして挙げられている他、眼底の血流の悪さ、網膜が薄い近視の人などがリスクが高いとされている。これらの人の場合、通常の眼圧でも視神経が傷ついたり、正常に働かなくなってしまうとされている。

10年、20年とかなり長い年月をかけて症状が進行するので、異常を感じない事が多く、視野の欠けに気付かず、こちらも早期発見は難しい。更に正常眼圧緑内障の場合は末期でも視野の中心は見えている事も多いので発見が遅れる大きな要因ともなっている。

緑内障を発症する兆候を10年前に発見する事が可能に。研究チームは、天然に存在するタンパク質を含んだ蛍光の染料を使い、網膜神経節細胞の変化をチェックし初期の兆候を確認。

最新の研究では早期発見可能となる研究結果も出ており、それが簡単に出来る様になれば、緑内障で悩む患者が劇的に減る可能性がある。

 

原発開放隅角緑内障・正常眼圧緑内障の治療法

■点眼薬

緑内障によって視神経にダメージを負い視野が欠けた場合、それらを修復する事は現在の医療では不可能です。治療は、これ以上悪化しないようにする為、眼圧を下げる治療となる。最初は点眼薬による治療で、症状によって房水の生産を抑えるタイプか、房水の排出を促すタイプのどちらかに分けられる。

■レーザー治療

点眼薬で効果が無い場合、レーザー治療を行う。日帰りで出来る治療で、目詰まりを起こしている綿維柱帯にレーザーを照射し房水の流れを良くする。

■手術

レーザー治療でも効果が無い場合、手術を行なう。術後に眼圧のコントロールを行なわないといけないので1週間~10日間の入院が必要になる。手術は綿維柱帯切除と切開の2種類があり、どちらも房水がスムーズに流れる為の排水路を作る為に行なう。

 

原発閉塞隅角緑内障

房水の出口が塞がったり狭くなる事で房水が排出できず、眼圧が上昇し視神経を圧迫する事で発症します。原因は水晶体が生まれつき大きい事や老化です。老化に伴い水晶体は少しずつ硬くなるが、それによって虹彩が隅角側に押され、房水の排水路を塞いでしまう。

徐々に進行する場合は自覚症状が無く視野の欠けにも気付かない場合が多いですが、原発閉塞隅角緑内障には急性もあり、その場合は「目の痛み」「頭痛」「吐き気」「充血」「虹が見える」「かすむ」などの症状が起きる事があります。この場合、数日以内に失明する可能性もあるため、直ぐにでも眼科で治療を受けるべきです。

 

原発閉塞隅角緑内障の治療法

■点眼薬

悪化していない場合は点眼薬で悪化を止める治療を行う。

■レーザー治療

点眼薬で効果が無い場合、急性の症状が見られる場合は房水の排水路を確保する為にレーザー虹彩切開術が行なわれる。日帰りで行なえる治療で、2時間前後かかります。急性の場合は片目だけに問題が行なっている場合が多いが、もう片方にも今後問題が起きるリスクが非常に高いので予防の為にも両目とも治療します。

■手術

隅角が完全に閉じてしまった人には隅角剥離術を行い、綿維柱帯に癒着した虹彩を剥がしたり、水晶体が前に出ている場合は水晶体を取り出し眼内レンズを入れます。ここまでなる前に、早期にレーザー治療を受ける事が大切です。

 

緑内障の治療後の注意点

全ての治療法において、治療後は生涯に渡って点眼薬の使用を行う事になります。これを怠ると眼圧のコントロールが出来なくなり、また眼圧が上がってしまう事になります。点眼薬の種類によっては、その他の市販薬、処方薬などとの関係で眼圧を上げてしまう事もあるので、必ず医師に相談して下さい。それと同時に、他の病気で診察を受ける場合は、緑内障の点眼薬を使用している事を伝える事も重要です。

定期的に眼科で診察を受けて、眼圧のチェックも怠らないようにする事が、悪化を食い止めるのには大切です。

また、通常の生活において、眼圧が上がる行為(ストレス過多、うつむいた姿勢、うつぶせ、イライラ、大声を出す、興奮する、カフェインを過度に摂取)などを行なわない様に気をつけましょう。

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