暗い場所で目が見えにくい、片目がぼやける、視力が落ちる原因と治療方法

暗い場所で目が見えにくい、片目がぼやける、視力が落ちる原因と治療方法

■暗い場所で見えにくいのは「夜盲症(鳥目)」と言う病気

■後天的な夜盲症の原因はビタミンA不足

■ビタミンAは成人なら1日に650µgRE~850µgRE必要

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暗い場所で目が見えにくい、片目がぼやける、視力が落ちる

明るい場所から暗い場所へ行くと、一時の間は目が見えにくくなるが、徐々に暗闇に慣れて目が見える様になる。これは暗順応(あんじゅんのう)と言い、眼球の虹彩を縮小して瞳孔を広げ、水晶体を通る光の量を増やす様に体が働くためです。

この機能が上手く作用しなくなり、暗闇になると、どれだけ時間が経っても暗順応せず、暗い場所で目が見えにくい、片目がぼやける、視力が落ちる、目がかすむと言う症状が出る人がいる。

 

暗順応出来ない病気「夜盲症(やもうしょう)・俗称は鳥目」の原因

暗順応出来ないのは夜盲症と言う病気を発症している為です。俗に鳥目と言われる病気の発症は、暗部の視覚を担当する「ロドプシン」と言うタンパク質の1種が原因となっている。

ソース:wikipedia

ロドプシンが視神経に信号を伝えるのは、次の網膜でのメカニズムによる。

βカロテンが鎖の真ん中で切断されると、二つのトランス型のレチノールというアルコール型のビタミンAが生成する。レチノールは酸化されてレチナールというアルデヒドになる。このトランス型のレチナールを、シス型のレチナールに変化させ、オプシンに収納される。この状態が、ロドプシンである。

このロドプシンへ光が当たるとシス型のレチナールが安定なトランス型に戻り、トランス型レチナール分子は、オプシンに収まらず、はずれてしまう。この変化が細胞の中に伝えられ、化学的に増幅されて、光が当たった、という信号となって視神経に伝えられる。

トランス型レチナールは、再びイソメラーゼの働きでシス型に折り曲げられてオプシンに収納される。やがてレチナールは消耗するので、不足した分は、レチノールから酸化して補われる。このため、網膜にはレチノールをレチナールに酸化するためのアルコール脱水素酵素が豊富に存在する。ビタミンAであるレチノールが不足すると上記のような役割を担うロドプシンが機能しなくなる。

簡単に説明すると目で見た光を網膜で捉え、それが視神経を伝わり脳で認識する為にはロドプシンと言う物質の分解、再合成が必要で、ロドプシンが正常に機能する為にはビタミンAが欠かせないと言う事です。

 

夜盲症の症状をチェック

1.以前より暗い場所で目が見えにくくなった気がする

2.日暮れの夕方頃になると目が見えにくくなる

3.暗い場所で物にぶつかったり、つまづいたり、踏んだりする様になった

4.明るい場所から暗い場所に行くと目が全く見えない状態が延々と続く

5.暗闇でかすかに見えるが、視力がかなり落ちてぼやける

これらの症状があれば、夜盲症を疑っても良いかも知れません。

 

夜盲症の予防方法や治療方法

先天性の遺伝による夜盲症ではなく、後天性の夜盲症の原因はビタミンAの欠乏症によるものです。現段階で病院での治療でも、ビタミンAの摂取以外に確立された治療法はまだ見つかっていません。予防にも治療にもビタミンAを摂取する事が必要ですが、夕方くらいの段階でも目が見えなくなる程なら、直ぐに眼科で診察を受けましょう。

 

ビタミンAの1日平均必要量、推奨摂取量

ソース:厚生労働省

成人(推定平均必要量・推奨量)

推定平均必要量の基準値である 9. 3 µgRE/kg 体重 / 日と基準体重から概算すると、18 歳以上の成人男性のビタミンAの推定平均必要量は 550~600 µgRE/日、18 歳以上の成人女性は 450~500 µgRE/日となる。これに必要量の個人間変動に関する変動係数を 20% と見込むと6)、成人男性の推奨量は、800~850 µgRE/日(≒550~600×1. 4)、成人女性は、650~700 µgRE/日(≒450~500×1. 4)となる。

 

耐容上限量

ビタミン A の過剰摂取により、血中のレチノイン酸濃度が一過性に上昇する24)。過剰摂取による臨床症状の多くは、レチノイン酸によるものと考えられている24)。ビタミン A の過剰摂取による臨床症状では頭痛が特徴である。急性毒性では脳脊髄液圧の上昇が顕著であり、慢性毒性では頭蓋内圧亢進、皮膚の落屑、脱毛、筋肉痛が起こる。成人では肝臓へのビタミン A の過剰蓄積による肝臓障害27)を指標にし、最低健康障害発現量を 13, 500 µgRE/日とした。不確実性因子を5として耐容上限量は 2, 700 µgRE/日とした。

 

ビタミンAを多く含む食品

「ビタミンA」を多く含む食品は鶏レバー、豚レバー、ウナギ、ニンジン、カボチャ、ニラ、小松菜、ホウレン草、肝油、バター、牛乳、チーズ、鶏卵など。上記でも説明した様に「β-カロテン」の摂取でもOKです。その場合は、緑黄色野菜や柑橘系の果物に多く含まれています。「β-カロテン」の場合は「ビタミンA」と比べると12分の1の効果しか無いので気をつけておきましょう。

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