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目に良い食べ物・成分「ビタミンB群」目の疲れを取り充血、炎症、視力低下、老化を予防する
■「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンB6」「ビタミンB12」は目に密接に関わっている
■眼精疲労、充血、乾燥の改善、視神経を正常に保つなどの効果
■体に止めておけないので毎日、小まめに摂取が必要
目に良い食べ物・成分「ビタミンB群」とは?
ビタミンB群とは、水溶性ビタミンのうち、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種の総称で、ビタミンB複合体とも呼ばれる。
「ビタミンB群」の効果
「ビタミンB群」で特に目に密接に関わっているのは「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンB6」「ビタミンB12」です。
「ビタミンB1」は糖質をエネルギーに変換するのに不可欠なので眼精疲労の予防に効果があります。脳や神経系を正常に保つ為に必要で、疲労回復にも役立つので、1日中、目を酷使して目が痛いと言う人に良い。
「ビタミンB2」もタンパク質や糖質をエネルギーに変換するのに不可欠。更に皮膚や目の粘膜を健康に保つ為、目の充血や乾燥を予防する効果があります。疲れ目になると充血や乾燥が酷くなると言うに良い。
「ビタミンB6」はタンパク質を分解しアミノ酸に変え、更にそのアミノ酸の働きに関わっており、目の疲れの予防、免疫機能強化に欠かせない。「ビタミンB12」も同様の働きをし、更に神経機能を維持する効果もあるので、視覚情報を正常に、スムーズに伝える効果があります。
「ビタミンB群」が不足すると
「ビタミンB1」が不足すると眼精疲労、視神経の炎症、視力低下が起こる。
「ビタミンB2」が不足すると目が充血、乾燥しやすくなる。
「ビタミンB6」が不足すると目の粘膜の代謝が落ち眼精疲労、炎症を起こしやすくなる。
「ビタミンB12」が不足すると角膜や結膜に炎症を起こしやすくなる。
「ビタミンB群」を多く含む食品
「ビタミンB1」は豚肉、すっぽん、うなぎ、たらこ、きな粉、小麦胚芽、ひまわりの種などに多く含まれています。
「ビタミンB2」はキャビア、ドジョウ、カラスミ、ウナギ、イカナゴ、海苔、豚レバー、牛レバー、鶏レバー、脱脂粉乳、うずら卵、アーモンドなどに多く含まれています。
「ビタミンB6」はにんにく、マグロ、酒粕、牛レバー、カツオ、鶏肉、イワシなどに多く含まれています。
「ビタミンB12」はイクラ、あん肝、カラスミ、シジミ、赤貝、アサリ、牛レバー、鶏レバー、海苔などに多く含まれています。
「ビタミンB群」は水溶性ビタミンで体内に止めておく事は出来ないため、大量摂取しても、上限以降は排泄されます。よって、毎日の食事などで小まめに摂取するしかありません。更に水溶性のため水に溶け出すので、過度に洗ったり、茹で汁を捨てるなどすれば、その分の栄養は摂取出来なくなるので注意が必要です。