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白内障手術の気になる「リスク」「後遺症」「痛み」などは!?手術を受ける前に知っておきたい白内障手術について
■術中は麻酔で痛みは無いが、麻酔が切れると痛みが出る人もいる
■術後の後遺症は2~3ヶ月経つと治まる人がほとんど
■眼内炎、後発白内障などのリスクがある
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白内障手術の気になる「リスク」「後遺症」「痛み」などは!?
白内障が悪化し手術しか選択方法がなくなってしまった場合、他の部分と違って目の手術は心配をする人は多いと思います。白内障によって水晶体が濁ってしまった場合元に戻す事は現在のところ出来ないので、目のかすみ、視力低下、2重3重にダブって見えるなどの症状が酷くなったら根本治療として手術しかない。実際に白内障の手術方法や、リスク、痛み、術後の後遺症や注意点などを知っておきましょう。因みに症状が軽い内は点眼薬や、ビタミン摂取などにより進行を遅らせたりする方法もある。
白内障の手術方法
超音波水晶体乳化吸引術
1.局所麻酔を行い、角膜の側から切開し器具を入れ全嚢を切除
2.水晶体に水を入れ後嚢と皮質を分離させ、超音波器具で核を砕く
3.砕いた核と皮質を取り出し、後嚢だけを残す
4.眼内レンズを入れる
水晶体嚢外摘出術
1.局所麻酔を行い、強膜を切開し前嚢を切除
2.核をと皮質を取り出し、後嚢だけを残す
3.眼内レンズを入れる
水晶体の濁り具合によって手術法は違います。通常は超音波水晶体乳化吸引術が用いられ切開する部分も小さいメリットがある。症状が進行している場合や強膜をやや大きめに切開する水晶体嚢外摘出術が用いられます。
眼内レンズの選び方
目は物を見る時に水晶体の厚みを変化させて対象が良く見える様にしますが、術後はその様に行なえません。眼内レンズには種類があるので、自分の生活スタイルに合った物を選ぶ様にしましょう。
単焦点レンズ
近視・遠視用と乱視用があり、ピンとは1ヶ所に合う様になっています。パソコン作業、読書、食事、テレビ、家事などで近くにピントを合わせておきたい人、車の運転などを行なうので遠くにピントを合わせておきたい人などに良い。
メリットとしては、普段よく見る場所に対してはピントが良く合う事や、健康保険が適用される事。デメリットとしてはピントが合わない場所に対しては眼鏡をかける事になります。
多焦点レンズ
近くと遠く、療法とも見える…と言うより遠近両方ともを見せ脳が見る像を選びます。メリットとしては眼鏡をかける必要が無い事。デメリットとしては慣れるまでは違和感を感じる事、単焦点レンズに比べると不鮮明、健康保険適用外になり高額になる事があります。
白内障手術後のリスクや後遺症
手術は現在、日帰りで行なえる病院が多く、超音波水晶体乳化吸引術だと、たった20分程度で終わります。術後のトラブルを避けるために、その後は毎日通院して経過を診察して貰う事が多いです。切除などを行なっているので、感染症や炎症などを起こさない様に点眼薬を処方されます。
術後の後遺症
光がいつもより眩しく感じる、白っぽくかすんだ感じに見える、青っぽくみえる、チクチクする、ゴロゴロするなどの症状があります。がほとんどの人は、2~3ヶ月経つと治まります。術中には麻酔が効いているので痛みを感じる人はいないでしょうが、帰宅し麻酔が切れてくると痛みを感じる人はいます。これも数日で治まる人が殆どです。
術後のリスク
眼内炎:原因は術後の点眼薬を怠る事。細菌感染し炎症を起こし重症だと失明の危険があります。
後発白内障:術後5年以内で2割程度の人に起こる。手術で残した後嚢と眼内レンズの間に繁殖した細胞が濁りを生じさせ、目がかすむなどの症状が現れる。
術後の眼鏡を選ぶ時期
術後の後遺症などもあるので、2~3ヶ月後辺りで新しい眼鏡を作れば良いと思います。この時期になってくると視力も安定し、目の違和感なども無いので、安心して作れます。
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